立春を過ぎたというのに先週金曜日の東京はわずかながらも積雪。
明け方には止み、朝からすっきりと晴れ上がってはいたものの、昼過ぎにはまさかの強風&路面凍結!
東京のど真ん中で、晴れているのに歩道が凍っているって珍しいような。
とにかく、とーっても寒かった土曜日。
ぴゅーぴゅーと北風に吹き付けられながら、きっとお教室も寒いんだろうなあとしっかり厚着して、念願の「ブーケ作り」を体験するべく青山の某フラワーアトリエへ行って参りました。
香る草花&ピンク色のローズを使って・・・というのが今回のWSのテーマです。
以前パリに「香りのブーケ」をつくる花屋さんがある・・・というのを聞いてから、いつか自分もやってみたいなと思っていたのでした。(まだそのお店が存在しているかどうかは不明です)
最近は、日本でも花屋さんでミントやローズマリー、ユーカリやゼラニウムの葉が並ぶようになりましたし、そんなハーブを使った一風変わったブーケを自分で自由につくれるようになれたら、ちょっとしたプレゼントにもいいかなあと思って。
参加してみると、短い時間ながらも思いがけない「なるほど納得!」がいっぱい。
なぜ花が香るのか?
香るとどうなるのか?
いつ香るのか?
どういう花がどういう風に香るのか・・・?
に加えて、基本的な花の扱い方、姿勢や指使いなどなど・・・
お花のプロから聞く、命あるものの自然のリズム、美しさと生命力、それらと関わる姿勢などの貴重なお話。
人と植物の関係や自然界のシステムに思いを馳せながら、全てのものに意味があるんだなあ~と妙に納得しながら慣れない手つきでなんとか出来上がったのは、フレッシュであま~い香りのいかにも春らしいローズブーケ。
おなじみのゼラニウムの葉っぱに、美味しそうなパセリ入りというところがたまりません。
バラの花は、開ききる直前が一番香るというお話の通り、時間とともにだんだん香りが強くなってくるのも確認できました。
お花でなくてもいいけれど、こういう楽しくて元気になれるような「幸せな時間」を過ごすって、とっても贅沢でヘルシーだと思います。
私のワークショップも、あまり難しい話にならないように、皆さんの生活に豊かさをもたらすものでありたいなと思っています。