2012/02/23

初めての”香るブーケ”づくり

立春を過ぎたというのに先週金曜日の東京はわずかながらも積雪。

明け方には止み、朝からすっきりと晴れ上がってはいたものの、昼過ぎにはまさかの強風&路面凍結!
東京のど真ん中で、晴れているのに歩道が凍っているって珍しいような。

とにかく、とーっても寒かった土曜日。

ぴゅーぴゅーと北風に吹き付けられながら、きっとお教室も寒いんだろうなあとしっかり厚着して、念願の「ブーケ作り」を体験するべく青山の某フラワーアトリエへ行って参りました。

香る草花&ピンク色のローズを使って・・・というのが今回のWSのテーマです。

以前パリに「香りのブーケ」をつくる花屋さんがある・・・というのを聞いてから、いつか自分もやってみたいなと思っていたのでした。(まだそのお店が存在しているかどうかは不明です)

最近は、日本でも花屋さんでミントやローズマリー、ユーカリやゼラニウムの葉が並ぶようになりましたし、そんなハーブを使った一風変わったブーケを自分で自由につくれるようになれたら、ちょっとしたプレゼントにもいいかなあと思って。

参加してみると、短い時間ながらも思いがけない「なるほど納得!」がいっぱい。

なぜ花が香るのか?
香るとどうなるのか?
いつ香るのか?
どういう花がどういう風に香るのか・・・?
に加えて、基本的な花の扱い方、姿勢や指使いなどなど・・・

お花のプロから聞く、命あるものの自然のリズム、美しさと生命力、それらと関わる姿勢などの貴重なお話。

人と植物の関係や自然界のシステムに思いを馳せながら、全てのものに意味があるんだなあ~と妙に納得しながら慣れない手つきでなんとか出来上がったのは、フレッシュであま~い香りのいかにも春らしいローズブーケ。

おなじみのゼラニウムの葉っぱに、美味しそうなパセリ入りというところがたまりません。

バラの花は、開ききる直前が一番香るというお話の通り、時間とともにだんだん香りが強くなってくるのも確認できました。

お花でなくてもいいけれど、こういう楽しくて元気になれるような「幸せな時間」を過ごすって、とっても贅沢でヘルシーだと思います。

私のワークショップも、あまり難しい話にならないように、皆さんの生活に豊かさをもたらすものでありたいなと思っています。

2012/02/18

香りを聞きました


アロマテラピー実践者として、いつかは体験しなければと思っていた「香道」。

ついにその世界をのぞくチャンスに恵まれました!!

それまでなんとなく聞いたことはあるけれど、
一体どんなことをするのか、どういうものなのか、
一切の下調べ無しに初心者の会に参加してみたのです。

一通り終えて一番強く感じたことは、今日、香道を体験しました~・・・なんて、軽口をたたくことは憚られるような、高貴な気持ちになれる贅沢な時間を過ごしたのだということ。

香道、それは厳かで、上品で、高尚で、雅な・・・日本古来の芸術がぎゅっとつまった歴史ある香りの遊びなのです。

今日挑戦したのは、初心者に比較的やさしいという江戸時代から伝わる「貝合香」なるものでした。

短い時間でレクチャーを受けながらだったのであたふたしたものの、おかげさまで聞香(香りをかぎ比べて当てる)は全て正解!

初めてかぐ香木の香りは、深くて優しく、どこか懐かしく、繊細で日本人にしっくりくるとっても優美な香りでした。

香元(香りをたき出す人)の美しいお作法をみていると、リラックスしながらも背筋が伸びる思いがして、ああ、こういう気持ちのよい緊張感は、日本らしくていいなあと思いました。

東大寺正倉院にたくさん残されているという、奈良時代以前の香木や香料も気になりますし、マリー・アントワネットもコレクションしていたという繊細な絵柄が美しい香道具たちも魅力的。



595年、淡路島に香木(沈香)が漂着して初めて朝廷に献上されて以来、平安時代、奈良時代と時を経て明治時代の文明開化を期に衰退してしまったという日本の「香りの道=香道」をもっと知りたい・・・とよい香り、素敵な時間にすっかり魅了されてしまいました。

香りには、やっぱり人の幸せの「誘引作用」があるようです。

2012/02/16

腹痛、のちティートリー

先に申し上げますと、我が家は全員ハードワーカーの部類に入ると思います。
みんな、限界まで頑張る系です。

ここ数日、一家全員のお腹がぎゅるぎゅる言っております。
かといって、病院に行かなければならないほど激しい症状は出ていません。

ちょっと気持ち悪くて、
ちょっとお腹が不快な感じで、
ぎゅるぎゅる言っている。

我慢できない腹痛や、
激しい嘔吐や下痢はなく、
食欲もないわけではない、
という状態。

そんな時フランス式アロマで対処するとすれば、断然ティートリー。

腸の不調にはとても良い精油です。

精油は薬ではないけれど、
逆に言うと薬にはこういう中途半端な状態を治すものはないので、
アロマって重宝するのです。

お腹に力が入らないと気力まで無くなって行きますね。

ティートリーは精神の強壮作用もありますから、
一石二鳥かもしれません。

心身一如、アロマで心も体も元気になりましょう!

2012/02/09

アロマワークショップin南青山野菜基地

美味しいこだわりお野菜しか出さないカフェレストラン「南青山野菜基地」は、いちょう並木近くにあり、都心で働く人たちの憩いの場所。

ほのぼのとした空気が流れる素敵なお店です。

忙しく働き、プライベートな時間もままならないストレスフルなビジネスパーソンにこそアロマを使って欲しい。

というか、効率よく体調管理をして「楽しく充実した人生」を過ごすためにも、アロマを有効活用していただかなければならない!

そんな使命感を常日頃抱いている私ですが、実際のところ、わざわざ「健康のための勉強」に時間を割く方は、かなり少ないというのが現状です。

それはそうですよね。お休みの日はゆっくりしたいですよね~。

それならば、美味しくて体に良いお食事(とお酒。笑)+ワークショップで癒されながら学ぶというのはどうでしょう?

ということで、この度「じぶんアロマをつくろう」と題して、すてきな野菜料理の懇親会つきワークショップをオーナーの中通さんに企画していただきました。

参加者は全員、日々バリバリ働いていらっしゃる、厳しいビジネス社会を生き抜いて来た知的な皆様。

今日は第1回ということで、香りに親しみながら効能を感じることのできる「アロマスプレー」を作っていただきました。

実習は楽しくスムーズに進みますが、直前のアロマセラピーの「なぜ?」を説明するのが少し大変です。

効果的なアロマセラピーを行うための押さえるべきポイントが多すぎて、初回はどうしても話が長くなってしまうのです。

それでも飽きもせず、お話を聞いてくださった皆様には大感謝です。

ほうれん草づくしのお料理の懇親会も、ヘルシートーク満載でものすごく盛りあがりました!



2012/02/06

親子でワークショップ

デザイナーのYちゃんのお宅で、ママさんたちを対象にプライベートワークショップを行いました。

皆さん初心者ということでしたが、お子さんが泣いたり笑ったり、室内を駆け巡り飛びはねている中、あれこれと迷いつつも女性らしい素敵な香りを作っていらっしゃいました。

この日の一番人気は、なんといってもゼラニウム。

今回、主催してくれたYちゃんはもう何度も私のアロマ講座を受けてくれていますが、最初からキラリと光るブレンドのセンスがあります。

本人曰く、

「野生の勘に頼っている」という精油のセレクトが独創的。

この日は、意識的に好みではない精油をブレンドしてみたのだとか・・・

銭湯の脱衣所をイメージしたというユーモアあふれるテーマで、懐かしいような、あたたかいような、とても不思議な香り。

香りのブレンドって、その人らしさが出るなあといつも思います。

みんなが自分自身にフィットする香りを作れるようになれば、

きっともっと生活が楽しくなるし、きっと心身共に健康になれるに違いない!

ということで、これからもアロマワークショップを続けていきます!



2012/02/02

レモン、ミカン、ダイダイが届きました

和歌山の農家さんから、レモンとミカンとダイダイをお取り寄せしました。

オレンジ色になったダイダイは葉っぱつき。

10月頃のダイダイは緑色。
その頃が一番香るので、ポン酢にするならこの頃が最適なのだそう。

そして、マーマレードジャムを作るなら熟して甘みのある1月頃がベスト。

今回はマーマレードジャムに挑戦するつもりです。